かなめのロジック

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システムアーキテクト合格体験記

time 2016/12/16

システムアーキテクト合格体験記

2016年秋の情報処理技術者試験、私はシステムアーキテクト(SA)を受験してきました。

午後Ⅰまでは自己採点の結果からも通過するだろうと思っていましたが、午後Ⅱの論文が全く結果が読めませんでしたが、結果は合格!

本記事では、そんなシステムアーキテクトの合格体験記をまとめました。

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試験結果詳細

試験名:システムアーキテクト
受験日:2016/10/16
合否:合格
取得点(午前Ⅰ):免除
取得点(午前Ⅱ):80点
取得点(午後Ⅰ):86点
取得点(午後Ⅱ):A
勉強期間(今年):約2ヶ月、仕事の前後(主に通勤電車)と寝る前
勉強期間(昨年):約3ヶ月、仕事の前後(主に通勤電車とコーヒー屋)と寝る前
受験目的:自分のスキルアップ
勉強形態:独学
何度目の挑戦か:2回目

感想

正直なところ午後Ⅰまでは自信があったし、自己採点の結果からも通過するだろうと思っていましたが、午後Ⅱの論文がネックでした。

実は昨年も受験しているのですが、そこそこ自信のあった論文がまさかのC判定。。結構落ち込みました。

小学生のころから作文が苦手で、大学入試に論文があった時の合格率は0%。そのため、論文には苦手意識があったのですが、その論文で合格をもらえたことで自信を持つことが出来そうです。

また、午前Ⅰは免除でしたが、午後Ⅰがないだけで朝時間に余裕が出来るのでよいですね。一つ合格したら、免除期間が切れる前にどんどん受けた方がよいですね。

対策&使用教材

午前Ⅱ

午前Ⅱは過去問を繰り返すことが他の試験と同様に最善手ですので、通勤の電車で繰り返し問題を解きました。

使用したのは、tokotoko359さんのスマホアプリです。

Android版のみですが、現行の試験の始まった平成21年春から最新の問題まであること、操作性がよいことと、間違えた問題のみを集めて出題する機能があること、とても便利で重宝します。

また、直近の試験の問題も随時追加されていきます。

値段は、100円と非常に良心的です。

午後Ⅰ

午後Ⅰ対策は、過去問を解くことと、その解説を理解して周辺知識も含めて勉強することです。

使用したのは、翔泳社の「情報処理教科書 システムアーキテクト」です。

代表的な過去問とその解説が記載されています。

他にも複数の会社から出版されているので、どれかを選んで一通り問題を解くとよいと思います。

また、データベーススペシャリストの問題と近いと個人的には感じています。そちらの問題も解いてみるのもよいと思いました。

午後Ⅱ

午後Ⅱは論文試験になります。課題に対して、自分の体験を元に論述していくことになります。

対策に使用したのは、翔泳社から出版されている三好康之さんの「情報処理教科書 高度試験午後II論述」です。

システムアーキテクトだけでなく、他の高度区分論文のある試験と共通の教科書になります。

共通で注意するポイントと、試験区分別に注意するべき点が分かりやすく記載されています。

特に参考になったのは、「具体的な数字を入れる」という点と、「試験区分にそった役割として論述する」という点です。

実際の試験でもその2点を頭に片隅に置いて書いていきました。

今後の目標

自分の現在の仕事は、DBが結構絡む業務システムの設計開発です。

それに沿った情報処理技術者試験は今回取得したシステムアーキテクトと以前取得したデータベーススペシャリストになるので、まずは目標達成といったところです。

将来的に、さらに仕事の範囲を広めていきたいと思っているので、来年はITストラテジストの取得を目指します。

まとめ

システムアーキテクト、無事に昨年の論文C判定のリベンジを果たす事が出来ました。

資格は、あくまでも基礎であり、それだけでは意味がなく、仕事の経験とセットで活きてきます。

仕事に力をいれて、早く真の力を身につけたいと思います。

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管理人

かなめ

フリーの業務系システムエンジニア。情報処理安全確保支援士。 ORACLEと金融と子育ての狭間で、元気に楽しくやってます。 [詳細]

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