かなめのロジック

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自然結合

time 2017/01/04

自然結合

本記事では、結合の一種である自然結合ついて解説します。

※当ページにおいて、検索結果イメージのNULLは【NULL】と表現しています。

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自然結合とは

自然結合とは、結合するテーブル同士で同一名称の項目で等価結合を行い、出力する際に同一名称の項目を一つのみにする結合です。

等価結合の中の一種ですね。

自然結合(内部結合)

自然結合の中でも内部結合した場合の使い方は以下になります。

自然結合(外部結合)

自然結合の中でも外部結合した場合の使い方は以下になります。

使い道・使い方

実務では特別意識していなくても、自然と自然結合になっていることが多いと思います。(まさに自然結合ですね)

ですので、自然結合という名前は知らずに使っていることも多いです。

また、標準SQL規格(SQL99)の記述方法を使用することは少ないです。

標準SQL規格(SQL99)で記述する場合でも、通常の等価結合の記述であらわす事がほとんどです。

NATURAL JOINを使った際の注意

標準SQL規格(SQL99)の記述方法である「NATURAL JOIN」を使う際は、SELECT句にテーブル修飾をつけるとエラー(ORA-25155)になるので、注意が必要です。

まとめ

テーブル同士を結合の分類である自然結合について見てきました。

結合するテーブル同士で同一名称の項目で等価結合を行い、出力する際に同一名称の項目を一つのみにするという自然結合は、普段意識せずに使っていることが多いはずです。

そのため理解しやすいと思います。
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かなめ

フリーの業務系システムエンジニア。情報処理安全確保支援士。 ORACLEと金融と子育ての狭間で、元気に楽しくやってます。 [詳細]

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