かなめのロジック

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ラップ口座・ファンドラップにかかる費用

time 2016/06/11

証券会社や信託銀行で「ラップ口座」や「ファンドラップ」というサービスがあります。

これは、投資一任契約と呼ばれる契約を顧客と金融機関の間で結び、金融機関が顧客の代わりに資産運用を行うサービスです。

本記事では、「ラップ口座」や「ファンドラップ」の費用について、まとめています。

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ラップ口座・ファンドラップの費用

ラップ口座・ファンドラップを契約し、資産運用を金融機関に行ってもらうには、当然ながら費用がかかります。

初期費用はかからないのですが、年率で運用資産の1%前後の費用が運用期間中常にかかります。

この費用ですが、「フィー」や「報酬」という呼び方をすることもあります。

費用のタイプとしては、固定報酬型と成功報酬併用型を取っていること多いです。

固定報酬型

固定報酬型は、運用資産の時価評価額を計算基準額として、そこに料率をかけて算出した金額を費用とする形態です。

成功報酬併用型

成功報酬併用型は、固定報酬とは別に、運用した結果儲かった金額に対して料率をかけて算出した金額を費用とする形態です。

固定報酬部分についていえば、固定報酬型と比較すると割安になっています。

具体的な金額

具体的な金額についてですが、運用資産の0.5%~1.5%程度ということが多いです。

2016年6月11日現在で、例えば、三井住友信託銀行のラップ口座と大和証券のファンドラップについて以下のようになっています。

三井住友信託銀行のラップ口座

大和証券のファンドラップ

注意点

注意点として、運用を委託している金融機関に対して上記の報酬が直接かかるのに対して、間接的にかかる費用があります。

運用を委託された金融機関で、投資信託を購入して運用を行ったとすると、投資信託の運用費用である信託報酬が間接的にかかってきます。

その場合、投資信託を自分で選択し購入するのと比較すると、運用を委託している金融機関に払う報酬が余分にかかることになります。

参考

まとめ

「ラップ口座」や「ファンドラップ」の費用について見てきました。

金融機関に一任するのは安心感はありますが、自分で投資先を見つけて運用を行うことと比較すると別途費用がかかるので注意が必要です。
覚えておきましょう。

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かなめ

フリーの業務系システムエンジニア。情報処理安全確保支援士。 ORACLEと金融と子育ての狭間で、元気に楽しくやってます。 [詳細]

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