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クロス結合(直積・デカルト積)

time 2016/12/25

クロス結合(直積・デカルト積)

本記事では、結合における分類であるクロス結合(直積・デカルト積・交差結合)について解説します。

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クロス結合とは

クロス結合とは、結合するテーブル同士の全ての組み合わせのデータを取得する結合です。

基本的な使い方は以下になります。

すべての結合の考え方の基本

クロス結合は、他の結合をイメージする際の基本となります。

例えば、条件が一致するデータを抽出する内部結合は、クロス結合した後に条件に一致するデータを抽出すると考えるとイメージしやすいのです。

使い道

クロス結合は、実務で使用する場面はほとんどありません。

私自身も、レコード数が1行のテーブルのクロス結合(この場合、クロス結合と呼ぶのかは微妙ですが)以外では使用したことがありません。

ただ、パフォーマンステスト等のデータ増幅で利用することがあります。

誤ってクロス結合になってしまうことに注意

意図せず結合条件の記述が漏れていたことにより、クロス結合になってしまうミスがあるので注意が必要です。

2テーブルの結合や結合する項目が1つであれば漏れることは稀でしょうが、結合するテーブルや項目が多い場合、記述漏れしてしまいやすいです。

まとめ

テーブル同士を結合の分類であるクロス結合について見てきました。

クロス結合は、直接的に業務で使用することは少ないですが、他の結合をイメージする際の基本となります。

他の結合と合わせて、しっかりと理解しておきましょう。
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フリーの業務系システムエンジニア。情報処理安全確保支援士。 ORACLEと金融と子育ての狭間で、元気に楽しくやってます。 [詳細]

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