幼児の鎖骨骨折

time 2016/01/13

昨年の秋の事ですが、長男（当時3歳）が鎖骨を骨折しました。結局、全治1ヵ月のそこそこの怪我でした。私が見ていた時に起こってしまったので、長男には本当に申し訳ないことをしました。
私自身の反省と、同じ境遇の方の少しでも参考になれれば、という思いで記事をまとめてみました。

骨折の状況＆病院へ

それは私が子供2人を連れて、市の児童館に行った時に起こりました。
次男（2歳）に気を取られている間に、長男が大泣きをして飛んできました。普段から大げさに泣く時があるので、なだめながら少し待ってみました。しかし、いっこうに泣きやみません。しょうがなく、抱っこしようとしたのですが、大声で痛いと言って泣き叫びます。
（後から長男に聞いてみると、滑り台で大きい子が上から落ちてきたらしいです）

「これは、おかしい・・・」

急いで休日診療の病院を調べて飛んで行きました。（タイミング悪く休日でした）
病院へ行くと、運がよくすいていたのですぐに見てもらえました。

長男初めてのレントゲン。一人でレントゲン室に入って行きましたが、とても不安そうな顔をしていたのを覚えています。
その後、先生がレントゲンを見て軽い感じで言いました。
「ああ、鎖骨折れてますね」

私は骨折経験が無いのでそれだけでパニックです。骨折といったら大変な大怪我です。
少しでも軽い症状ということにしたくて、
「それは、軽くヒビがはいっている感じですか！？」

と聞きましたが、先生は無残にもそんな私を切捨てました。
「いや、完全に折れてますね」

（いちおう、先生の名誉のため、私が勝手に被害者妄想になっていただけです。）

治るまで

最初に骨折と聞いた時は、ギブスでガチガチにし、最悪入院か、と悪い想像をしていました。
しかし、先生は子供の鎖骨の骨折はそんなにめずらしい事ではないこと、子供の骨は柔らかく固定していれば問題なくくっつくこと、多少曲がってくっついても成長とともに治ってくることを教えてくれました。

そして、肩を固定するバンドをもらいました。胸をそらすような姿勢に固定するバンドです。
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それをつけてなるべく安静にしていること、腕を上げないこと（万歳のポーズ禁止）、と注意点を聞いて診察は終わりました。
その後、薬局にて1週間分の痛み止めのシップ（ロキソニンテープ）をもらい帰宅しました。

安静と言っても無理をすれば自分が痛いので、長男も無理はしませんでした。1週間半くらいで痛みを全く感じなくなったらしく、それからは暴れたくて少し大変でしたが。
バンドは1日中（寝る時も。シャワー・風呂の時だけはずす。）つけているので、夏だと汗で蒸れたり大変かもしれません。（うちは幸い秋でしたので、問題ありませんでした）

幼稚園はどうしようか悩みました。幼稚園に相談したところ、幼稚園側でも気をつけるので来てもよいとのこと。少し悩みましたが、長男は幼稚園大好きなので行かせました。体操の時間は見学で、外遊びは先生が特に気にかけていてくれたみたいです。

このあたりの対応は、幼稚園にとっては余計な負荷が増すことなので、対応に差があるはずです。躊躇なく受け入れてくれた幼稚園・先生には深く感謝しています。

その後、毎週病院へ通いレントゲン＆経過チェック。レントゲンも手慣れたものです。結局3週間くらいでバンドが外れ、完治は1ヵ月くらいでした。3ヵ月たった現在では、膨らみもなくなり、ほぼ真っ直ぐになりました。（完治の1ヵ月ごろは折った箇所が丸く膨らんでいる）

結局は、大事には至らなかったので良かったのです。
ただ、もっと気をつけていれば、防げたのではないかと、かなり反省＆自己嫌悪になりました。

ありがたかったのは、妻が一切私を責めなかったことです。（言いたかったこともあったはず！）
なんで防いであげられなかったのかと自己嫌悪になっていたので、これは本当にありがたかったです。