2017/12/07
2016年秋の情報処理技術者試験、私はシステムアーキテクト(SA)を受験してきました。
午後Ⅰまでは自己採点の結果からも通過するだろうと思っていましたが、午後Ⅱの論文が全く結果が読めませんでしたが、結果は合格!
本記事では、そんなシステムアーキテクトの合格体験記をまとめました。
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試験結果詳細
試験名:システムアーキテクト
受験日:2016/10/16
合否:合格
取得点(午前Ⅰ):免除
取得点(午前Ⅱ):80点
取得点(午後Ⅰ):86点
取得点(午後Ⅱ):A
勉強期間(今年):約2ヶ月、仕事の前後(主に通勤電車)と寝る前
勉強期間(昨年):約3ヶ月、仕事の前後(主に通勤電車とコーヒー屋)と寝る前
受験目的:自分のスキルアップ
勉強形態:独学
何度目の挑戦か:2回目
感想
正直なところ午後Ⅰまでは自信があったし、自己採点の結果からも通過するだろうと思っていましたが、午後Ⅱの論文がネックでした。
実は昨年も受験しているのですが、そこそこ自信のあった論文がまさかのC判定。。結構落ち込みました。
小学生のころから作文が苦手で、大学入試に論文があった時の合格率は0%。そのため、論文には苦手意識があったのですが、その論文で合格をもらえたことで自信を持つことが出来そうです。
また、午前Ⅰは免除でしたが、午後Ⅰがないだけで朝時間に余裕が出来るのでよいですね。一つ合格したら、免除期間が切れる前にどんどん受けた方がよいですね。
対策&使用教材
午前Ⅱ
午前Ⅱは過去問を繰り返すことが他の試験と同様に最善手ですので、通勤の電車で繰り返し問題を解きました。
使用したのは、tokotoko359さんのスマホアプリです。
Android版のみですが、現行の試験の始まった平成21年春から最新の問題まであること、操作性がよいことと、間違えた問題のみを集めて出題する機能があること、とても便利で重宝します。
また、直近の試験の問題も随時追加されていきます。
値段は、100円と非常に良心的です。
午後Ⅰ
午後Ⅰ対策は、過去問を解くことと、その解説を理解して周辺知識も含めて勉強することです。
使用したのは、翔泳社の「情報処理教科書 システムアーキテクト」です。
代表的な過去問とその解説が記載されています。
他にも複数の会社から出版されているので、どれかを選んで一通り問題を解くとよいと思います。
また、データベーススペシャリストの問題と近いと個人的には感じています。そちらの問題も解いてみるのもよいと思いました。
午後Ⅱ
午後Ⅱは論文試験になります。課題に対して、自分の体験を元に論述していくことになります。
対策に使用したのは、翔泳社から出版されている三好康之さんの「情報処理教科書 高度試験午後II論述」です。
システムアーキテクトだけでなく、他の高度区分論文のある試験と共通の教科書になります。
共通で注意するポイントと、試験区分別に注意するべき点が分かりやすく記載されています。
特に参考になったのは、「具体的な数字を入れる」という点と、「試験区分にそった役割として論述する」という点です。
実際の試験でもその2点を頭に片隅に置いて書いていきました。
今後の目標
自分の現在の仕事は、DBが結構絡む業務システムの設計開発です。
それに沿った情報処理技術者試験は今回取得したシステムアーキテクトと以前取得したデータベーススペシャリストになるので、まずは目標達成といったところです。
将来的に、さらに仕事の範囲を広めていきたいと思っているので、来年はITストラテジストの取得を目指します。
まとめ
システムアーキテクト、無事に昨年の論文C判定のリベンジを果たす事が出来ました。
資格は、あくまでも基礎であり、それだけでは意味がなく、仕事の経験とセットで活きてきます。
仕事に力をいれて、早く真の力を身につけたいと思います。