2017/12/07
2016年春の情報処理技術者試験、私は情報セキュリティスペシャリスト(セスペ・SC)を受験してきました。
結果はなんとかギリギリで合格。よかった。。
本記事では、そんなセスペの合格体験記をまとめました。
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試験結果詳細
試験名:情報セキュリティスペシャリスト
受験日:2016/04/17
合否:合格
取得点(午前Ⅰ):免除
取得点(午前Ⅱ):60点
取得点(午後Ⅰ):61点
取得点(午後Ⅱ):67点
勉強期間:約4ヶ月、仕事の前後と寝る前
受験目的:自分のスキルアップ
勉強形態:独学
何度目の挑戦か:1回目
感想
正直なところ、感覚的に落ちたと思っていました。また、受験後の自己採点でも合格点には届いていませんでした。
ですので、あきらめ半分でしたが、結果は合格。。
分からない問題もありましたが、最後の最後まで学んだことを思い出そうとしたことなど、答えを導き出すことを諦めなかったことが良かったのでしょう。
もちろんとても嬉しいかったですが、こんなレベルで受かってしまって良いのかという思いもあります。
資格を持っているということで、当然周りからはセキュリティについての知識があると思われます。資格に恥じないようにこれからも勉強を続けて真の力を身につけたいと思います。
使用教材
午前Ⅱ対策
午前対策は、とにかく過去問を解くことが一番の近道です。
使用したのは、2つです。
一つ目は、「情報セキュリティスペシャリストドットコム」というサイトです。
現行の試験の始まった平成21年春から最新の問題まで過去問を解説付きで繰り返し説くことができます。
解説付きなので、効率的に基本知識を勉強することが出来ます。
二つ目は、tokotoko359さんのスマホアプリです。
Android版のみですが、現行の試験の始まった平成21年春から最新の問題まであること、操作性がよいことと、間違えた問題のみを集めて出題する機能があること、とても便利で重宝します。
こちらは解説文がありませんが、その分サクサクと問題を解くことが出来ます。
値段は、午前Ⅱの専門分野については、100円と非常に良心的です。
午後対策
午後対策は、過去問を解くことと、その解説を理解して周辺知識も含めて勉強することです。
使用したのは、三好康之さんの「情報セキュリティスペシャリスト「専門知識+午後問題」の重点対策」です。
分野別に過去問を用意し、細かく解説されています。またその分野で必要な知識がもまとまっているページもあるので周辺知識も効率的に勉強できます。
その他
結城 浩さんの「暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス」が副読本としてオススメです。
デジタル署名やPKIなど暗号技術について、豊富な図で分かりやすく説明されており、途中で詰まることなく一気に読むことが出来ます。
暗号技術はこの試験の中核技術なので、知識を深めておくことは非常に役に立ちます。
まとめ
セスペ、ぎりぎりでしたが何とか合格することが出来ました。
資格は、取ることがゴールではなく、知識やスキルを習得する上での通過点だと思っています。
今後もセキュリティの知識を深めて、真の力を身につけたいと思います。
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